AIについての二つの見方

【 AIについての二つの見方 】

今年の2月に、Open-AI は、数学オリンピックの問題をニューラル・ネットワークで解くという、とても面白い取り組みの成果を発表しました。

今回のショートムービーは、そのニューラル定理証明システムが、どのような問題を解いて見せたのかの紹介です。以前にも、これらの問題を部分的には紹介していたのですが、今回は、それを実際に自分でも解いてみました。みなさんも、時間があったら、ぜひ、挑戦ください。

コンピュータが、どのような問題を解いたかを知ることは大事なことだと考えています。それは、「どのようにして解いたのか?」とは別のことなのですが(それについては、おいおい説明していきたいと思います)、最新のAI技術が、どのような問題にチャレンジしているかを、わかりやすく知ることができるからです。

人によっては「簡単な問題じゃないか」と思う人も(数学オリンピックの問題が、みな難しいわけではありません)、「さっぱりわからん」という人も(数学苦手の人は、多いです)いると思います。

実際に問題を解いてみれば、その問題が易しいのか難しいのかの判断は、人によって分かれるはずです。それでいいと思います。

ただ、コンピュータが解いた問題を自分が簡単に解いたからといって、「AIは、やはり、大したことができないのだ」と判断するのは早計です。同様に、自分が解けない問題をコンピュータが解いたからといって、「AIは、素晴らしい。なんでもできる。」と考えるのも、どうかと思います。

本当は、両者の極論の、中間ぐらいに真実はありそうです。今回のセミナーでは、そのあたりのことをお話しできればと思っています。

【「Open-AI Theorem Proverが証明したこと」を公開しました 】

https://youtu.be/isV540CPULM?list=PLQIrJ0f9gMcPP8LOejaQQlYufAMEQbcdg

スライドのpdfは、こちらからアクセスできます。
https://drive.google.com/file/d/1rBccwWov_aODp5u5yOtVS0eRFnN2ZOsx/view?usp=sharing

このトピックのまとめページは、こちらです。ほぼ毎日更新されると思います。https://www.marulabo.net/docs/math-proof/

セミナーへのお申し込みは、こちらからお願いします。
https://math-proof.peatix.com/



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