宮崎駿の新作「君たちはどう生きるか」

宮崎駿の新作のタイトルは、「君たちはどう生きるか」になるらしい。
https://goo.gl/vK9MH5
友人の訃報をきいて40年ぶりに旧友と会った帰り道、街ゆく人の群を見て、脳裏に浮かんだのが、「僕の存在しない宇宙が無数に存在する」という想いと、この本だった。https://goo.gl/sU1VAQ
そこには、「因果関係」はない。
ただ、それは全くの偶然なのか?
心理学者のユングは、こうした関係を "synchronicity" (シンクロニシティ)「共起」と呼んだ。物理学者のパウリは、物理的因果律を超える、ユングの奇妙な「シンクロニシティ」に深い共感を覚える。
ユングとパウリの交流については、マリア・パポーヴァが、美しいblogを書いている。"Atom, Archetype, and the Invention of Synchronicity" 「原子と元型とシンクロニシティの創出」https://goo.gl/8MhWJq
ただ、僕は、ユングやパウリの理解に、全面的に賛成しているわけではない。そうではないと思う。
手元に本がないので確かめようがなく、遠い昔の記憶しかないのだが、「もし、僕の記憶が確かならば」Jadis, si je me souviens bien.、あの本に書かれていたのは、「同じものを、一緒に見る」ということだったと思う。

 アニメーション監督の宮崎駿さん(76)は28日、制作中の新作の題名が「君たちはどう生きるか」になると明かした。1937年に吉野源三郎が発表した名著から取った。「その本が主人公にとって大きな意味を持つ…
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