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冬休み

稚内に帰る。冬休み。休むぞ! 飛行機のイヤフォン、持ち帰り自由になっていた。spotify聴けるとおもったら、イヤフォンのジャック、ストラップでふさがっていた。(緩いので、接着剤で固めたのが、失敗。ANAさん、bluetoothにして。)

「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 I」Round 2 のお知らせ

来年1月24日と1月26日、「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 I」を、MaruLaboの主催で、同じ内容で開催します。申し込みの受付、開始しました。   1/24 「量子情報理論基礎演習 I-1」(前半部分) https://peatix.com/event/334779/   1/26 「量子情報理論基礎演習 I-2」(後半部分) https://peatix.com/event/335201/ 本セミナーは、12月9日(土曜日)に、角川さんで開催した、6時間の「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 I」を、平日夜に受講できるように、前半(1月24日)・後半(1月26日)に分けて開催して、それぞれ3時間のコースとして再編したものです。コンテンツは、12/9のと同じです。 後半(1月26日)の内容は、前半の内容を前提にしています。前回のマルレク「量子コンピュータとは何か?」に参加され、行列演算など線形代数の基本を理解している人は、後半からの受講で構いません。都合で、どちらかの回、参加できない方は、資料公開していますので、自習ください。 「紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習 I 」 資料: https://goo.gl/8PWsWh 解答編+「ketのレシピ」: https://goo.gl/Uib1PV

NVIDIA AI JapanからのTwitterでの今日の「お知らせ」

【お知らせ】GeForce/TITAN系製品のデータセンターでの利用は以前から無保証でした。その意味でデータセンターやクラウドサービスに利用することはお断りしてきましたが、大学の研究室等での利用を妨げるものではありません。NIPSで発表した最新のNVIDIA TITAN VもHPCや深層学習に最適な製品です。   「無保証」なのと「お断り」は、違うと思うけど。 ただ、新しい「お知らせ」が、「無保証」だけど「お断り」ではないという新しい解釈を示したものだとすれば、歓迎。

AIの遠い未来 「12のシナリオ」by Tegmark

Tegmarkの"Life 3.0"をザッピングして、少し嫌になる。Huluで「パーソン・オブ・インタレスト」の残りを見た方がよかったかも。 今世紀中に、大きなAI技術の飛躍が起きるというところは、同意。また、自分は、"Digital Utopian"ではなく、著者と同じく、現時点では、"Beneficial AI Movement"の立場に立つことでも同意。 ただ、その先が良くない。 "CHAPTER 5 Aftermath: The Next 10,000 Years" 10個以上の、Next 10,000 yearsのシナリオが示されている。 そんな先まで、議論しようというのがおかしい。もちろん、何を想像するのも何を問題提起するのも自由なのだが。ただ、SF作家の想像力の方が、よほど魅力的かもしれない。 こんな未来像を煽っていたら、現実的には、4番の「人間Gatekeeper」版が、今のうちに必要だということに落ち着くだけだと思う。 最初の三つは、現在の社会・経済思想を、一万年後に投影したものでしかない。縄文人に、「オープンソース」や「ビット・コイン」を想像させるのは、難しい。 神についてのシナリオでは、歴史的には機械の「創造主」は人間に他ならないのだから、「機械の神に人間がなる」(きっと偶像は、ビル・ゲイツかスティーブ・ジョブスになるのかも)というシナリオがないのが残念。(Descendants の派生系だが) 個人的には、もちろん、想像の世界での話だが、8番のDescendants が好き。ただ、きわめて現実的には、12番のSelf-destruction が、一番ありそうなシナリオに思えるのが悲しい。 彼があげている、12のシナリオを訳して見た。 ------------------------ 1. Libertarian utopia (リバタリアンのユートピア) 人間、サイボーグ、アップロード、スーパー・インテリジェントAIは、財産権を保証することで平和的に共存する。 2. Benevolent dictator (情深い独裁者) AIが社会を運営する上で厳格なルールを強制することは誰もが知っている。ほとんどの人間はこれ

Tegmarkの"Life 3.0"

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Tegmarkの"Life 3.0: Being Human in the Age of Artificial Intelligence" AI関連のアメリカのベストセラー。 Life 3.0 というのは、生命の誕生が Life 1.0、文化の誕生が Life 2.0、テクノロジーの誕生が、Life 3.0 だというもの。(図2)Life 3.0 への変化を、AI技術の登場をフューチャーすることで説明するのが、この本の特徴だと思う。 Life 2.0のメルクマールは「言語能力の獲得」だと思った方がいいと思う。また、Life 3.0 を特徴付けるテクノロジーの世界の始まりは、AIの登場ではなく、産業革命だと僕は考えている。(図3 John Baezから。  http://math.ucr.edu/home/baez/week301.html  ) もちろん、現在の社会が永遠に続くわけではないだろう。重要な飛躍は、いつか必ず起きるのだとはおもう。僕は、AI技術に限れば、機械による言語能力と数学的・科学的能力の獲得が、大きな転換点になると考えているのだが。 書中に「オメガ」社という架空の会社が出て来るが、これは「アルファベット」のGoogleのことだろう。オメガ社は、「プロメテウス」というスーパー・マシンでAIを利用して、ビジネス的に大成功を収めるのだが、「パンドラの箱」というより強力なマシンを、秘蔵している。 彼によれば、Googleのラリー・ページは、"Digital Utopian" で、Teslaのイーロン・マスクは、"Beneficial AI Movement"の立場に立つとされる。 テグマークは、イーロン・マスクから一千万ドルの寄付を受け、"Future of Life"という財団を、奥さんと一緒に設立している。 https://futureoflife.org/ この本は、この財団設立の経緯と背景を述べたものでもある。ラリー・ページやイーロン・マスクらとの直接の会話がベースになっているのが面白い。 テグマークの"Our Mathematical Universe"を読んでいたら(Audibleだが)

年内最後のセミナー終わる

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昨日は、「紙と鉛筆」とは対照的な「スマート」なスタイルでハンズオン。 これで、年内最後のセミナー終わる。あと少しで冬休み。

「量子コンピュータとは何か?」 -- マルレク・ネットのビデオ公開

11月30日のマルレク「量子コンピュータとは何か?」の収録ビデオ公開しました。ご利用ください。 https://crash.academy/class/189 また、次回マルレク 1/15「ボイス・アシスタントから見るAIの未来」の告知ページ公開しました。 https://peatix.com/event/333453/ 先行受付開始は、1月2日 12:00からです。(正月真っ最中ですね。よろしくお願いします。) ---------- 関連資料 ---------- 11/30マルレク「量子コンピュータとは何か?」講演資料 https://goo.gl/muA5TU 12/9 「量子情報理論基礎演習 I」講演資料 https://goo.gl/8PWsWh 12/9 「量子情報理論基礎演習 I」解答編+「ketのレシピ」 https://goo.gl/Uib1PV