分散コンピューティングについての考察

 【「分散コンピューティングについての考察」公開しました 】

1/29  マルレク「分散合意アルゴリズム (1) — Paxos」にむけ、ショートムービー「分散コンピューティングについての考察」を公開しました。ご利用ください。

https://youtu.be/tbgGc71ZEfQ?list=PLQIrJ0f9gMcOTqmza5742zyEYjkApl_fF

今回のビデオは、ネットワーク・プログラミングの難しさについて、述べたものです。

Jim Waldo らの論文 "A Note on Distributed Computing" の紹介です。
基本的な論点は、ローカルなマシン上でのプログラミングと、ネットワークをまたいだプログラミングとには大きな違いがあるということです。

この論文は、1994年のもので、クラウド技術登場以前のものですが、ネットワーク上の分散コンピューティングの特性についての Jim Waldo の指摘は、正確なものだと思います。

こうした問題意識は、プログラミングでネットワーク上のサービスを組み合わせることを普通に行なっている「クラウド以降」の若い世代には、むしろ希薄なように感じています。ただ、それはいいことだとは、僕は考えていません。

スライドのpdfは、次のページからアクセスできます。https://www.marulabo.net/docs/paxos/

Jim Waldoらの論文は、次のURLからアクセスできますので、ぜひ、お読みください。

https://dl.acm.org/doi/book/10.5555/974938
https://scholar.harvard.edu/waldo/publications/note-distributed-computing



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