相対エントロピーをカテゴリー論で捉えかえす

【 相対エントロピーをカテゴリー論で捉えかえす 】

新しいセッションを始めようと思います。

この連続セッションでは、相対エントロピーへのカテゴリー論的アプローチとして、BaezとFritzの2014年の論文 ”A Bayesian Characterization of Relative Entropy” を紹介します。https://arxiv.org/abs/1402.3067v2 

この論文は、先に紹介した、エントロピー論に、”Entropy As a Functor” という視点を初めて導入した、Baez, Fritz, Leinster の 2011年の論文 “A Characterization of Entropy in Terms of Information Loss” の続編です。https://arxiv.org/abs/1106.1791v3

今回は、この論文の概要を示して、エントロピーをカテゴリー論で捉え返すとはどういうことなのか説明しようと思います。

つづいて、そもそも相対エントロピーとはどういうものかを、その Baysian 的解釈を中心にお話ししようと思います。この部分は、以前のセミナー「情報とエントロピー」https://www.marulabo.net/docs/info-entropy2/ のふりかえりになっています。

YouTube:
https://youtu.be/RVm3oer2cm8?list=PLQIrJ0f9gMcPcLv9Xw1F4OnNfO1d9lxxh

スライドのpdf版は、こちらからアクセスできます。
https://drive.google.com/file/d/1bV5YdteRvraptSR3L4ggG7W0SyPgWXwQ/view?usp=sharing

このシリーズのまとめページは、「エントロピー論の現在・補遺」です。
https://www.marulabo.net/docs/info-entropy5-addendum/

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