AIと数学 -- AIはどのような問題をどのように解いたのか (3)

 【 AIと数学 -- AIはどのような問題をどのように解いたのか (3) 】

僕が何度かセミナーで取り上げながら、そのことを忘れていた問題がもう一つありました。それが、7番目の問題 いうです。それは、n次元のLattice空間で格子点に一番近いベクトルを求める問題です。このトピックについては、2022年9月のセミナー「ラティス暗号入門」で詳しく取り上げています。

このセッションでは、まず、AIがどのような問題を解いたのかを知ってもらうために、この "Closest Vector Problem" がどのような問題であるのかを、これまでのマルレクのセミナー「ラティス暗号入門」の資料を通じて紹介しようと思います。といっても、改めて過去の資料を読んでほしいということなのですが。

このセミナー「ラティス暗号入門」では、"Closest Vector Problem" を解くことの難しさを利用した量子耐性を持つ(量子コンピュータでも破れないという意味)新しい暗号技術「ラティス暗号」技術の紹介がメインテーマです。そこでは、ラティス暗号」技術の中核である Oded Regevが開発した、"LWE (Learning with Errors)" という手法と"Closest Vector Problem"の関係が論じられています。

ただし今回、OpenAIが公開した"Closest Vector Problem (CVP)" についての論文は、それとは違ったアプローチを取っています。そこでは、代表的な「NP完全問題」である 「3SAT問題」からの決定論的多対一の多項式時間還元によって GapCVP がNP困難であることを直接証明しています

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2022/09/30「ラティス暗号入門」 まとめページ
https://www.marulabo.net/docs/cipher3/
コンシェルジェαバージョン
https://www.marulabo.net/20220933md/

「ラティス暗号入門」 講演資料 pdf 
https://drive.google.com/file/d/1F7ShzeRuDl0mLCe69kX32fgD5tm-Thqi/view?usp=sharing

講演ビデオ Part 1 「ラティス入門」
https://youtu.be/v1xnh40C5uE?list=PLQIrJ0f9gMcOLK3eePEamNsUemew4hBLS

講演ビデオ Part 2 「ラティス暗号 LWE」
https://youtu.be/_iV4R7Zz4Xs?list=PLQIrJ0f9gMcOLK3eePEamNsUemew4hBLS

講演ビデオ Part 3 「ラティスとラティス暗号」
https://youtu.be/hkw5m-Sbcs4?list=PLQIrJ0f9gMcOLK3eePEamNsUemew4hBLS

セミナーに向けたショートムービーの再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLQIrJ0f9gMcPtw-6OwIOO2rFKu_A-7OfF

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関連セミナー
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● 2019/06/03「暗号技術の現在 -- ポスト量子暗号への移行と量子暗号」まとめページ
https://www.marulabo.net/docs/cipher/
コンシェルジェαバージョン
https://www.marulabo.net/20190603md/

● 2022/08/27「暗号技術の現在」まとめページ
https://www.marulabo.net/docs/cipher2/
コンシェルジェαバージョン
https://www.marulabo.net/20220827md/

● 2022/09/30「ラティス暗号入門」 まとめページ
https://www.marulabo.net/docs/cipher3/
コンシェルジェαバージョン
https://www.marulabo.net/20220933md/

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