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マルレク「量子コンピューティングの現状と課題」

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本日(6/26)のマルレク「量子コンピューティングの現状と課題」と懇親会の様子です。たくさんのご参加、ありがとうございました。 講演資料です。ご利用ください。 https://goo.gl/wgTmPV

7月3日開催「楽しい数学:特別編」

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「楽しい数学:特別編」は、いよいよ来週開催です。 メインの佐藤先生の講演タイトルが、「現代数学とどのように向き合うか?」から「数とは何か -- ユークリッドから現代まで」に変更になりました。できるだけ多くの方に、楽しんでいただければと考えています。 後半の対談のテーマは、「数学との付き合い方」に決まりました。対談で取り上げて欲しいトピックがありましたら、コメント・メッセージを送っていただけますか? 数学に苦手意識をお持ちの方、数学に興味のある方、数学を改めて勉強しようと思っている方の参加をお待ちしています。 お申し込みは、こちらからお願いします。 https://math-special.peatix.com/

マルレク「量子コンピューティングの現状と課題」講演資料

明日(6/26)のマルレク「量子コンピューティングの現状と課題」の講演資料です。ご利用ください。 https://goo.gl/wgTmPV 「はじめに」の部分です。こちらは短いですので、ご一読くださればと思います。 --------- はじめに --------- 本セミナーでは、昨年(2017年) 12月に行わた、”Quantum Computing for Business” カンファレンスでの基調講演をベースとした、物理学者 John Preskillの論文 “Quantum Computing in the NISQ era and beyond” の趣旨を紹介したいと思う。 Preskillは、当面する(5~10年の)近未来を、「NISQの時代」と特徴付ける。”NISQ”は、“Noisy Intermediate-Scale Quantum”の略である。 “Intermediate-Scale”とは、数年後に利用可能となる、量子ビット数が50から数百程度までの「中規模」の量子コンピュータのサイズを指し、“Noisy”とは、我々がそれらのqubitを、ノイズの元で不完全にしかコントロールできないことを強調している。 そうした制限ゆえに、「我々は、NISQそれ自体を、世界を変えるものだと期待すべきではない。そうではなく、それは、将来において開発されるより強力な量子技術への一歩と見なされるべきである。」と主張する。それは、現状に即した正確な見通しだと思う。 ただ、彼の講演は、カンファレンスに集まった、ビジネス・パーソン達に冷や水を浴びせることが目的だったわけではない。彼は、この論文タイトルの”NISQ era and beyond” が示すように、近未来の”NISQ era”とさらにそれを超えた未来 “beyond”のいわば「二重の見通し」を、与えているのである。 問題は、「現在」と「近い未来」、あるいは「現在」と「遠い未来」の関連を、我々がどう理解するのかということである。また、我々が、科学と技術、そして、技術とビジネスの関係を、どう考えるかということである。 いうまでもなく、「現在」が「未来」を準備し、科学は、技術とビジネスを通じて、我々の世界を大きく変える。 科学者らしい抑制

言語とAI

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今日は、赤門前の喫茶店で、「日本語学会」の先生と「人工知能学会」の先生と三人でお茶を飲む。 言語に興味を持つ人と人工知能に興味を持つ人、いろいろ交流できればと思う。

丸山の「楽しい数学」シリーズのご案内

AIでも量子コンピュータでも、技術的には、ITと数学との接点が広がっています。ただ、個々のIT技術者と数学の間には、いろいろ垣根があるように思います。 丸山は、今年度から「楽しい数学」というセミナーをシリーズで始めています。「数学は楽しい」と感じてもらうことをきっかけに、IT技術者と数学との間の垣根を少しでも低くできればと考えています。 当面、次の二つのセミナーを予定しています。特別の数学的知識は前提にしていません。 数学に苦手意識をお持ちの方、数学に興味のある方、数学を改めて勉強しようと思っている方の参加をお待ちしています。 --------------- 6月30日「楽しい数学 -- 好奇心から広がる数理の世界」 --------------- 好評だったMaruLaboで行なった二回のセミナーを一日にまとめたものです。 角川さんでの開催です。 https://lab-kadokawa57.peatix.com/ --------------- 7月3日「楽しい数学・特別編 -- 現代数学との向き合い方」 --------------- 数学者の佐藤文広先生を迎えて、数学を学ぶことの楽しさとその意味について語ってもらいます。 MaruLaboでの開催です。 https://math-special.peatix.com/  

6/26マルレクAgenda

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6/26マルレク「量子コンピューティングの現状と課題」の講演骨子です。  Part I 現在   量子コンピューティングに隣接する領域の拡大  Part II 近未来   NISQ時代の到来とその意味  Part III 未来展望   豊かに広がる新量子アルゴリズム 第三部の新しい量子アルゴリズムの紹介は、今回、時間内で全部はできないと思いますので、次々回のマルレク「量子ディープラーニング」で詳しく扱いたいと思います。(次回のマルレクは「言語」の問題を扱います) 新しい量子アルゴリズムの理解を助けるために、以前行なった「紙と鉛筆で学ぶ 量子情報理論 I 」を、次々回のマルレクまでの間に、何度か再演できればと思っています。 今回の講演のベースとなったPreskill の論文の翻訳はこちらhttps://goo.gl/6qh1oE 今回のマルレクへの申し込みは、こちらです。 https://quantum0626.peatix.com/ 多くの皆様の参加をお待ちしています。

サロベツ原野

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サロベツ原野に花(エゾカンゾウ)が咲き始めたようです。 稚内は今が一番いい季節。 帰る予定をしていたのですが、帰れなくなって残念です。