とても暑いが、とても涼しい

東京、とてもとても暑いのですが、北海道は今年は冷夏らしく、稚内の我が家では、まだ、時々暖房を入れています。
我が家は、石油がまだ安い時期に建てられたので、ボイラーでお湯を作って、温水ファンと床暖で部屋を温める集中暖房方式なんです。同じ石油でも、FFの石油ストーブの方が、ずっと経済的なんですが、床暖房は、快適なんですよ。
ところが、40年近く使っているもので、先月、大きなボイラーが故障し、新しいものに交換したばかりなのですが、今週に入って、寝室と居間の二部屋の床暖のパネルから、水が漏れ出しました。水害です。
こまったなあ。どうしよう。
といっても、今は、稚内も、寒いと言ってもまだ夏ですが、暖房のない稚内の冬は、冷房のない東京の夏より、多分、過酷です。暖房ないと、多分、死にます。
なんとか暖房は維持しないと。
東京、とてもとても暑いのですが、僕の懐は、とてもとても涼しくなりそうです。今年の暑さを乗り切れるくらい。

湯澤 一比古 大型の放熱装置は壊れやすいんでしょうね。
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丸山 不二夫 可動部分が少ないので、意外と長持ちします。パネルがいかれたのは、今回が初めてです。

ただ、経年劣化で、配水パイプがサビが蓄積していたのが一番深刻で、今年の初め配管を新しいものに入れ替えたのですが、その後、ボイラー、床暖パネルに飛び火しました。


つまり気味の動脈(配管)を、一部、取り替えたのですが、心臓(ボイラー)が停止し、末端の血管(床暖パネル)も詰まって壊死状態になったようなものです。

まるで、人間の老化を見ているようです。

システムの設計というか判断の問題もあります。先にボイラーが壊れていれば、あまり迷わず、集中暖房をやめられたのですが。

ただ、それは、人間にたとえると、動脈硬化を起こしている老人の心臓が止まれば、それ以上、医療費はかからないといっているのと似ていますね。

医療の判断も、きっと、難しいのだと思います。

寿命を迎えつつある老人の、血管を入れ替え、心臓を移植し、そして、手足まで入れ替えるようなことをしているのですが、この生まれ変わった老人は、あと30年は持ちそうで、きっと、僕より長生きします。

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