楽しい哲学へのお誘い 4 -- 「認識の認識」について
【 楽しい哲学へのお誘い 4 -- 「認識の認識」について 】
10/29 マルレク 楽しい哲学「認識について考える」へのお誘いの第四弾です。
https://youtu.be/b4t-sDc0QYg?list=PLQIrJ0f9gMcOlromnKjdDMRcVr1BnJJas
認識の認識とは、認識について考えること、認識を認識の対象とすることです。
対象としての認識には、ふたたび、<対象と認識>が現れます。
確かに、対象のない認識を考えることは可能です。「我思う。故に、我有り。」という時の「我思う」は、特定の思惟の対象を問題にしている訳ではありません。
ただ、ここでは、認識とは、「なにものかについての認識である」と考えることにします。
対象としての認識には、ふたたび、<対象と認識>が現れることを、「認識の二項性」と呼ぶことにしましょう。それは、素朴には、認識の「客体」と「主体」の二項性と考えて構わないと思います。
認識のそれぞれの二項は、それぞれ別の世界に属しています。その項がどのような世界への帰属であるかは、認識のタイプごとに様々です。
例えば、物理学だったら、
「対象としての自然」と「自然の法則」。
これは、少し、抽象度をあげた
「物質の世界」と「情報の世界」
の、ヴァリアントかもしれません。
数学だったら、
「数学的対象」と「数学」
ですが、これは、
「モデル」と「理論」
の方が、いいかもしれません。
ただ、これは、
「情報の世界」と「情報の世界」
の関係に帰着します。
認識の「二項性」とならんで、それが「認識」であることから要請される重要なモメントに、その二項が、その帰属するクラスが異なっていっても、何らかの「同一性」を持たないといけないということがあります。その「同一性」が、どのように担保されるかということについても、考える必要があります。
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楽しい哲学「認識について考える」へのお誘い https://www.marulabo.net/docs/phylosophy01/
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1.「情報と認識」について
https://youtu.be/0ou1hWine0U?list=PLQIrJ0f9gMcOlromnKjdDMRcVr1BnJJas
2.「自然認識の拡大」について
https://youtu.be/fiGGC3qHglw?list=PLQIrJ0f9gMcOlromnKjdDMRcVr1BnJJas
3.「数学的認識」について
https://youtu.be/dtHorBgsRtA?list=PLQIrJ0f9gMcOlromnKjdDMRcVr1BnJJas
4.「認識の認識」について
https://youtu.be/b4t-sDc0QYg?list=PLQIrJ0f9gMcOlromnKjdDMRcVr1BnJJas
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https://philosophy01.peatix.com/
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