正月なので少し寄り道 – 人間もChatGPTも猛勉強する

【  正月なので少し寄り道 – 人間もChatGPTも猛勉強する 】

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

本当は、別のトピックスを取り上げようと思っていたのですが、正月そうそう硬い話ばかりするのも気が引けますし、僕の考えを性急に押し付けるつもりもないので、予定を変えました。

今回のセッションのテーマは、「ChatGPTの教育環境 -- 彼は、何を学んできたのか? 」というものです。

OpenAI エライと思うのは、ChatGPTの技術的背景の情報をきちんと公開していることです。今回から(正月三が日くらいかしら)紹介しようと思っているのは、ChatGPTのプロトタイプであるInstructGPTについての論文、" [2022/04/04] Training language models to follow instructions with human feedback" のAppendix の部分です。

これは、具体例が山ほど紹介されていて、面白いです。

InstructGPTも、その立ち上げに貢献した人間の「教師」も、ものすごい量の情報を生成し機械がそれを学んでいると言うことがわかります。ChatGPTの「賢さ」は、この「猛勉強」に支えられているのですね。 

もっとも、具体例の紹介は、明日以降になります。

 --------------------------------

「ChatGPTの教育環境 (1)-- 彼は、何を学んできたのか? 」 を公開しました。https://youtu.be/ZCPtMw_BQpw?list=PLQIrJ0f9gMcOX9oSKXRR87BgMkql5dvrx

資料pdf
https://drive.google.com/file/d/1VMTk11Jhd5FqmiwCPCHQ5NLvn_RYHBIy/view?usp=sharing

blog:「正月なので少し寄り道 – 人間もChatGPTも猛勉強する」https://maruyama097.blogspot.com/2023/01/chatgpt.html

まとめページ
https://www.marulabo.net/docs/chatgpt/

1/14セミナー「なぜ?で考える ChatGPT の不思議」の申し込みページはこちらです。https://chatgpt.peatix.com/





コメント

このブログの人気の投稿

マルレク・ネット「エントロピーと情報理論」公開しました。

初めにことばありき

人間は、善と悪との重ね合わせというモデルの失敗について