April Fool

数学には、まだ解けない問題が沢山残っている。

そうした問題の中に、もし、その問題が解ければ、すべての数学の難問を証明することができるという特別な問題がある。

解くのはとても難しく、誰も成功していないのだが、定式化は簡単である。「0 = 1 を証明せよ!」これである。

世界のクレージーな数学者の何パーセントかは、この究極の問題に取り組んでいる。

僕は数学者なのだが、最近、プログラム言語の勉強を始めた(数学だけじゃ、生活できないからね)。

そしたら、驚いた。

この世界では、x = x + 1 という式は常識らしい。これって、0 = 1 だよね。プログラムの世界は、僕が思っていた以上に、ぶっ飛んでいるようだ。

誰かが言っていた。「世界中の数学者の収入を全て合わせたものより、Googleトップの一人の収入の方が大きい」と。

世の中は不公平なものかもしれないのだが、それだけではないと思う。Googleは、きっと、数学の最終問題 “ 0 = 1“の証明を、密かに完成させているのだと思う。

コメント

このブログの人気の投稿

マルレク・ネット「エントロピーと情報理論」公開しました。

初めにことばありき

人間は、善と悪との重ね合わせというモデルの失敗について