ボイスAIはAI利用拡大のゲームチェンジャー

【 ボイスAIはAI利用拡大のゲームチェンジャー 】

"ChatGPT can now see, hear, and speak"

「ChatGPTでは、新しい音声と画像機能を提供し始めています。音声で会話したり、話している内容をChatGPTに見せることで、より直感的な新しいタイプのインターフェイスを提供します。」

せっかちなのか、すぐOpenAIのスマートフォン・アプリで音声入出力を試した見たのですが思うようには動きません。

先の記事の最後に、こう書いていました。

「PlusとEnterpriseのユーザーは、今後2週間で音声と画像を体験できるようになります。その後すぐに、開発者を含む他のユーザーグループにもこれらの機能を展開できることを楽しみにしています。」

「今後2週間で」なんですね。

僕は、音声で入出力ができる「ボイスAI」に大きな期待を持っています。

でも、アプリ・ショップを見ると、すでにChatGPTの入出力を音声で可能にするというアプリは沢山あります。それは、文字を音声に変える、あるいは、音声を文字に変える技術は、すでに確立しているからです。

でも、僕が期待しているのは、そんなアプリじゃないんです。

少し視点を変えてみましょう。

ChatGPTのサービスの登録者は一億人を超えたと言われています。それはそれですごいことです。ただ、スマホやインターネットの利用者は数十億人はいるはずです。ChatGPTの利用者は、数の上では、スマホの利用者よりはるかに少ないのです。

「早く使いこなして差をつけよう」といった記事も少なくないのですが、それはAI技術を活用できるのは少数で、使えない人が沢山残るだろうと想定しているように感じてしまいます。

利用者が少ない技術やサービスは、あまり発展しないものだと僕は考えています。勝負は、サービスや製品が、圧倒的多数の人に行き渡るかどうかから始まります。その時期を超えてから、いくつかの生き残りをかけた本当の競争が展開されるでしょう。

少なくとも、AI技術の利用者の拡大にとっては、音声で入出力ができる「ボイスAI」の登場は、重要な意味を持っていると思います。

それでは、現在のChatGPTの入出力を音声に変えれば、利用者は急拡大するのでしょうか?

多分、そうはならないと思います。現在のChatGPTのインターフェースは、テキストの入出力を想定したものです。テキストががボイスに変わったとしても、使いやすくなるわけではないと僕は思います。

これからは、ボイス・インターフェースをもった新しいAIサービスが登場するでしょう。

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ショートムービー「 ボイスAIはAI利用拡大のゲームチェンジャー 」を公開しました。
https://youtu.be/nXVdN7viB5A?list=PLQIrJ0f9gMcONFj6CSbKdp_mdh_81VgDU

ショートムービー 「 ボイスAIはAI利用拡大のゲームチェンジャー 」のpdf資料
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blog : 「 ボイスAIはAI利用拡大のゲームチェンジャー 」
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