なぜ、今、Paxosなの?
【「なぜ、今、Paxosなの?」公開しました 】
1/29 マルレク「分散合意アルゴリズム (1) — Paxos」にむけ、ショートムービー「なぜ、今、Paxosなの?」を公開しました。
https://youtu.be/2BVvqncqt1w?list=PLQIrJ0f9gMcO3i40ccbKvr70JP1nW5aS_
資料は、次のページからアクセスできます。https://www.marulabo.net/docs/paxos/
「なぜ、今、Paxosなの?」
それは、現在の日本で、大規模なシステム障害が連続して起きていることと関係しています。
ぜひ、ビデオ「大規模なシステム障害はなぜ起きるのか?」をご覧ください。https://youtu.be/2BVvqncqt1w?list=PLQIrJ0f9gMcO3i40ccbKvr70JP1nW5aS_
これらの障害は、決して「想定外」の障害ではなく、現代の障害シナリオでは必ず想定されるべき、その意味では「典型的」な障害です。
大規模分散システムの構築を中心とする現代のIT技術は、まさに、こうした障害を乗り越えようとするところで生まれたものです。
問題は、IT技術者のライフサイクル(40年ぐらいでしょうか)からみると、非常に短い期間(10年ほどの間)に、歴史的と言っていい(こういう変化に遭遇することは二度とないほどの)IT技術の巨大な変化が起きたことにあります。
ただ、基本的には、基本的なことを学ぶしか、歴史的変化にキャッチアップする方法はないと、僕は考えています。21世紀の初頭に起きたIT技術の大きな変化の持つ意味をキチンと捉え返すことが必要です。
かなり回り道に思われるかもしれませんが、paxosの考え方を学ぶことは、そうした「学び」として、意味があると考えています。
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