P問題とNP問題
【 P問題とNP問題 】
ゲーデル、チューリングらが明らかにしたように、「証明可能=計算可能」なものには原理的限界があることは、1950年代には、 一般に認められるようになっていました。
現代の暗号技術の大きな特徴は、その基礎を、コンピュータはある種の数学的問題を、「効率的」には解くことができないという事実においていることです。
ここで注目してほしいのは、「効率的には解けない問題がある」という考え方です。それは、ゲーデルの不完全性定理が示したような、「原理的に解けない問題がある」とは違った考え方です。それは、実際の計算がコンピューターを使っても、時間がかかり過ぎて手に負えなくなる問題があるという事です。
https://youtu.be/YvV-gmC7314?list=PLQIrJ0f9gMcMOiLc6py4lKrk3xAG_g0FH
この動画のスライドのpdf
https://drive.google.com/file/d/10_p3shdrXWQt4N5CsUmP0jLrUTW8kTRH/view?usp=sharing
関連blog 「P問題とNP問題」 https://maruyama097.blogspot.com/2022/08/pnp.html
このセミナーのまとめページ https://www.marulabo.net/docs/cipher2/ 参考資料 Status Report on the Third Round of the NISTPost-Quantum Cryptography Standardization Process https://doi.org/10.6028/NIST.IR.8413 MaruLabo 関連ページ 「暗号技術の現在 -- ポスト量子暗号への移行と量子暗号」 https://www.marulabo.net/docs/cipher/
コメント
コメントを投稿