量子回路を構成する量子ゲート

【 量子回路を構成する量子ゲート 】

前回、

 複雑な回路のDiagramは、単純な回路のDiagramから「並列合成」と「直列合成」と「Swap」から構成される

ことを見てきました。

量子回路の場合、最も単純な量子回路は、量子ゲートだと考えることができます。
ですので、

 複雑な量子回路のDiagramは、量子ゲートのDiagramから「並列合成」と「直列合成」と「Swap」から構成される

ということになります。これが、この節のメインのストーリーになります。

ただ、今回と次回のショートムービーでは、Diagramのことはしばらく忘れて、一般的な量子ゲートと量子回路の説明をしたいと思います。復習です。次の資料等を参照ください。

 ●「紙と鉛筆で学ぶ量子コンピュータ入門演習」
https://www.marulabo.net/docs/q-seminar2019/

 ●「YouTubeで学ぶ量子論の基礎」
https://www.marulabo.net/docs/q-youtube/
https://youtu.be/6cd8-oJmUCU?list=PLQIrJ0f9gMcOuWJcEcMSUVLEX6pxHgMa_

ポイントは、これらの従来の説明でも、Xゲートにしろ、Hゲートにしろ、CNOTゲートにしろ、ゲートはすべて箱と線(Box+Wire)で表現されているということです。

それは、従来の図式は、そのままString Diagramとみなすことができるということです。同じものを見ているのですが、String Diagramでは、視点が少しだけ一般的なものに変わっているだけです。

逆にいうと、基本的な量子ゲートから量子回路を構成する、これまでの説明、これまでの図式は、一般的なString  Diagramの具体例の一つと考えることができるということです。

ショートムービー「量子ゲート」を公開しました。

https://youtu.be/v4Wy1Owt8xA?list=PLQIrJ0f9gMcPSp_fL7-LZW0yOwYXyvXtb

スライドのpdfは、次からアクセスできます。
https://drive.google.com/file/d/1cSQpv5P-r-Ji6tt9zBmh8jQ9vNYLVwr_/view?usp=sharing

このシリーズのまとめページは、こちらです。ご利用ください。https://www.marulabo.net/docs/category01/

セミナーのお申し込みは、次のページからお願いします。
https://string-diagram.peatix.com/

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